育苗土用の薫炭作り

白煙たなびく田園の冬 北斗 育苗土用の薫炭作り
田園地帯に白煙が立ち上る薫炭作り
【北斗】肥料用に稲のもみ殻を焼く薫炭作りが北斗市開発で行われ、収穫を終えた田園地帯に白煙がたなびいている。
 農家4戸でつくる開発薫炭組合が30年以上前から続け、今年は11月22日に始めた。
 風の穏やかな日を選び、午前5時から煙突付きの20リットル缶約100個に火種を入れ、その上にもみ殻を少しずつかぶせていく。1日に2トントラック4台分のもみ殻を約10時間かけて焼き上げる。今年はトラック16台分を生産する予定だ。
 出来上がった薫炭は肥料と混ぜ、野菜の育苗土に。組合では「炭が微生物のすみかとなり、おいしい野菜ができる」と話す。
(2011.11.27 北海道新聞一部抜粋)
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