原発100キロで18万ベクレル高濃度のセシウム検出

原発100キロで18万ベクレル 高濃度のセシウム検出
 福島地裁会津若松支部福島県会津若松市)の敷地内にある側溝の一部で採取された汚泥から、1キログラム当たり約18万6千ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが16日、分かった。福島地裁福島市)が明らかにした。支部東京電力福島第1原発から西に約100キロ。今後、県や会津若松市の指導を受け除去する方針。
 雨水などが流れ込む場所には土壌などに降り積もった放射性物質がたまりやすく、汚泥から高濃度のセシウムが検出されるケースが相次いでいる。新潟県柏崎市刈羽村のガソリンスタンド洗車場の汚泥からは、最大で同9万ベクレルが検出された。
(2011.08.17北海道新聞