ホームページ検索会社が脱税容疑

■HP検索会社が5000万円脱税容疑で東京国税局が摘発
 費用の架空計上などで約5千万円を脱税したとして、東京都新宿区のホームページ(HP)制作会社「グラソフト」と北本譲社長(34)が、東京国税局から法人税法違反容疑で東京地検に告発されたことが8月1日分かった。同社は、顧客のHPをインターネット検索で上位に表示されるよう改良する「検索エンジン最適化」を行い、業績を伸ばしてきた。
 関係者によると、北本社長は中国の会社への業務委託を装って架空の制作費を計上したほか、顧客からの代金を別会社に振り込ませて売り上げを除外。2010年3月期までの2年間に事業所得約1億8千万円を隠し、約5千万円を脱税した疑いがもたれている。
 北本社長は取材に対し、「一切応じられない」としている。
(2011.08.01北海道新聞より)