宮城県の牧草からセシウム

宮城県七ヶ宿町の牧草からセシウムが6倍
 宮城県は5月25日、七ヶ宿町と栗原市で18日に採取した牧草から、農林水産省が定める暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。県内の牧草検査は2度目で、丸森町でも前回に続いて暫定基準値を超えた。
 今回の検査は18、19両日に4市町で牧草を採取。前回3市町のうち大崎市丸森町を引き続き検査し、七ヶ宿町と栗原市を加えた。
 乳用牛や出荷前の肥育牛が食べる牧草1Kg当たりの放射性セシウムの暫定基準値300ベクレルに対し、七ヶ宿町では約6倍の1770ベクレルを検出した。
(2011.05.26北海道新聞より)