千葉、群馬の生茶葉からセシウム

■千葉、群馬の生茶葉から基準値超セシウム検出
 千葉県と群馬県は5月25日、野田市など千葉県の4市と群馬県渋川市で5月24日に採取した生茶葉から、暫定基準値(1Kg当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
 最大が渋川市の780ベクレルで、野田市763ベクレル、山武市639ベクレル、富里市635ベクレル。放射性ヨウ素野田市で微量が検出されたが、他の4市では検出されなかった。
 群馬県の茶葉から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。
 成田市の茶葉は既に製茶され、約40Kgが販売されていたため、千葉県が回収を要請。残る4市の茶葉は流通していないとみられる。両県は、5市や生産組合などに出荷自粛を要請した。
(2011.05.26北海道新聞より)