ヤーコンのぶどう漬けで勝負

◎こだわり漬物で勝負 全道一は「ヤーコンのぶどう漬け」
 漬物の全道一を競う「T−1グランプリ」が12月19日、札幌市内の大型店で開かれ、上川管内東神楽町の永沼サヨ子さん(69)が出品した「ヤーコンのぶどう漬け」が、初代グランプリに選ばれた。
 道内各地の漬物の魅力を掘り起こし特産品に育てようと、農業人材派遣のHMカンパニー(札幌)が企画。会場には、応募148点から書類審査を通過した15点の漬物が並んだ。一般公募の審査員らは、出品者のこだわりや苦労話などを聞いた後、カスベやチーズ、カレーなどの個性的な素材を使ったユニークな漬物を、ご飯を片手に食べ比べた。
 長沼さんの漬物はサクサクした歯ごたえと、ほんのり漂うブドウの香りが特徴。ヤーコンの皮をむくなど改良を重ねたという。「夢のよう。多くの人にこの味を味わってほしい」と受賞を喜んだ。
 長沼さんには、副賞として「47クラブ」の道産食材半年分(10万円相当)が贈られた。
(2010.12.20北海道新聞より抜粋)
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