函館で光のイベント3つ開幕

人結ぶキラメキ
 はこだてクリスマスファンタジーは12月1日午後5時半から、赤レンガ倉庫群でオープニングセレモニーを行った。カウントダウンに合わせて巨大ツリーの電飾が一斉に点灯すると、カメラを手にした大勢の人から歓声が上がった。
 ○巨大ツリー前に設置されたステージでは、函館在住のアマチュア楽家たちが、クリスマスファンタジーのために作った曲「もみの木のおくりもの」を披露。作曲した函館市内の会社員一戸大介さん(31)は「函館の街並みにとても合う曲ができました」と話した。
 ○一方、五稜郭跡では堀の周り1・8キロを2千個の電飾で縁取る「五稜星の夢」が始まった。午後5時に花火が打ち上げられると、今夏開館した箱館奉行所を囲むように一斉にライトアップされた。
 ○函館市交通局は同日、函館の冬の風物詩である電飾路面電車「冬の夢・ひかりの電車」の運行をスタート。多数の電球でベルやハート形の光を放つ電車が市街地を走り、クリスマス・ムードを演出した。
車内にはツリーの飾り付けも。電飾車両は来年2月末まで連日1〜8便運行する。
(2010.12.2北海道新聞より一部抜粋)