北海道のじゃがいもに空洞

じゃがいもに空洞 夏の高温多雨響く ホクレン「品質に問題ない」
 今夏の高温多雨などの影響で、中心部に空洞があるじゃがいもが北海道各地で目立っている。味や品質に影響はないが、出荷時に完全に選別できないため、今後、市場に出回る可能性がある。ホクレンは週明けから、全国のスーパーなどに消費者に理解を求めるポスターを配布する。
 空洞のあるじゃがいもは、十勝管内オホーツク管内など全道で出ている。収穫分の5割超で確認された産地もあるという。
 関係者によると、「中心空洞」と呼ばれる空洞は毎年、収穫量の数%に生じている。しかし、今年は春先の低温でイモ自体の数が少ない上、夏場の高温や多雨で、少ないイモに栄養分が急激に集まって肥大化し、空洞ができたとみられている。
 じゃがいも原料の6〜7割を道産に依存しているカルビー(東京)も「イモの状態が良くないことは聞いている。空洞があれば、スライスして加工するポテトチップスには使えない」と影響を懸念する。
(2010.0911北海道新聞より一部抜粋)
じゃがいも販売と通販宅配|無農薬有機栽培野菜農家北海道ホームページへ進む