北海道の食料自給率211%

2008年度北海道内食料自給率過去最高の211%
 農林水産省は6月3日、2008年度の都道府県別食料自給率(カロリーベース)を発表した。北海道は前年比13ポイント増の211%と過去最高を記録、都道府県別の集計を始めた1998年以降、11年連続で全国一となった。
 北海道の自給率が大幅に伸びたのは、米の作況指数(平年作=100)が106と過去10年間で2番目の豊作だったことに加え、テン菜の出来が良く、砂糖の製造量がふえたため。北海道内自給率のこれまでの最高値は2005年度の201%だった。
 全国の自給率は同1ポイント増の41%。支給率が上昇したのは29道県で、宮城など3県は低下した。北海道以外で自給率が100%以上だったのは、秋田(176%)、山形(133%)、青森(121%)、佐賀(107%)、岩手(106%)の5県。全国最低は東京都の1%だった。
(20010.06.04北海道新聞より抜粋)