がん予防の七ヶ条

がん予防の七ヶ条
 日本人の死因の第一位はがんです。近年、がんを予防すにはどうすればいいか、ということがかなり詳しくわかってきました。国立がんセンター予防研究部長の津金昌一郎さんによると、がんを予防するためには、以下の七ヶ条が重要ということです。
1:野菜を毎日食べ、果物を毎日食べて、合計で一日400g以上食べること。
2:塩分摂取は最小限に抑える(目標は一日9g以下)
3:定期的にウォーキングををする(できれば毎日60分歩く)
4:標準的な体重を保つ(BMIが21〜27に入るように。がん予防の見地からは多少の肥満はかまわない)
5:熱すぎる食べものはできるだけ避ける。
6:お酒は日本酒なら一日に一合、ビールなら大ビン一本以内。
7:タバコは吸わない(他人が吸ったタバコの煙も避ける)
この中でがんの発症ともっとも関係が深いのは7の喫煙です。タバコを吸わないことは「1〜6の注意事項をすべて守る」こととほぼ同程度のがん予防効果があると考えられている。