かぼちゃ 産地

北海道は全国一のかぼちゃの産地
 かぼちゃの原産地はアメリカ大陸です。
日本かぼちゃは、ポルトガル人によって室町時代後期に日本に伝えられました。
現在、北海道では日本かぼちゃの栽培はごくわずかで、ほとんどが関西方面に出荷されています。
 一方西洋かぼちゃは、明治時代に北海道開拓史によって、日本で初めて北海道に導入されました。北海道は冷涼な気候が適していることから本格的な栽培が始まり、品種改良を重ねて甘くほくほくとしたかぼちゃが作られるようになったのです。
 北海道は西洋かぼちゃの作付面積、収穫量ともに全国一で、生産量は全国の約50%を占めています。品種は「えびす」が最も多く「みやこ」や「こふき」なども栽培され、全国各地へ出荷されています。
収穫量は名寄市が1位で和寒町美深町と続きます。この3市町を含む上川管内で栽培が盛んです。また佐呂間町湧別町紋別市など網走管内でも栽培されております。
●かぼちゃの市町村別収穫量
1位名寄市 2位和寒町が6000トン以上
3位美深町 4位むかわ町 5位富良野町 6位森町が3000トン以上
7位上富良野町 8位士別市 9位芽室町 10位剣淵町 11位佐呂間町が2000トン以上
12位苫前町 13位湧別町 14位紋別市 15位中富良野町が1500トン以上
北海道新聞ポケットブックより引用)