学生の9割が食生活乱れ

◎はこだて未来大学の学生9割が食生活乱れ
 はこだて未来大学の約9割の学生の食生活が大きく乱れていることが、学生の調査で分かった。
 調査は約九割が一人暮らしという同大の学生に、食への意識を高めてもらう狙い。約千人が対象で、回答があった301件を分析した。
 その結果、食への意識はあるが、三食をきっちりは取らず、栄養に関して誤った知識を持っているタイプが40%、欠食が多く食生活を軽視しているタイプが21%、時間に追われ、インスタント食品をよく食べるタイプが20%、偏食が目立つタイプが9%と、9割で大きく食生活が乱れていた。
 同プロジェクトは今後、食生活改善に向けた教材づくりを計画している。リーダーの佐藤早織さん(20)は「思ったより乱れていてショックだった。展示を見て学生の食生活が少しでも改善されれば」と話している。
(2007.7.3(火曜日)の北海道新聞より一部抜粋)