JR海峡線新幹線用200メートルレール続々

◎JR海峡線新幹線用200メートルのレール続々・・搬入作業を公開。
【知内】JR北海道は一日未明、2015年度の北海道新幹線開業に向けてJR海峡線で行っているロングレールの搬入作業を報道陣に初めて公開した。
 レールの長さは通常の8倍の200メートルで1本12トン。新幹線と在来線の共用区間となる渡島管内木古内駅青森県中小国駅間の約80キロに敷設する。
 実際の敷設作業は来年1月ごろから始まるが、同管内知内町内と青森県今別町内にある軌道基地から専用輸送車で運び込む作業は、今年7月から本格化。10年度中の終了を目指している。
 今回公開したのは知内町中ノ川の第二森越トンネル付近の現場。地面に固定された金具と輸送車に積まれたレールをワイヤで結んだ後、輸送車をゆっくり前進させ、2本ずつレールを下り線の線路脇に滑り降ろした。
 JR北海道は、道新幹線の建設主体である鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜)の委託を受け、作業を行っている。
北海道新聞より一部抜粋)