マリーゴールドのすき込み

七飯】函館の隣町の七飯町で、黄やオレンジ色の花が満開のマリーゴールドのすき込み作業が、渡島管内七飯町の畑で進んでいる。緑肥として土の栄養分にするためで、道南の畑の季節は出来秋から来春に向けた準備に移り始めている。
 マリーゴールドは、根菜類に付く害虫センチュウの被害を抑える効果があり、すき込めば肥料になる。同町大中山の農業福田政義さん(40)は、春のダイコン収穫後に作付けし、満開になった20アールのマリーゴールドを機械で裁断した。堆肥を加えてすき込み、来年は人参を植える予定という。福田さんは「センチュウの被害もなく、ふわふわの土になる」と効果を話す。
 新函館農協七飯基幹支店によると、七飯マリーゴールド植栽は1990年に始まり、今年は72戸が53ヘクタールに作付けた。町内のすき込み作業は10月末に終わる見込み。
北海道新聞一部抜粋)
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