EM菌開発者の比嘉教授が函館へ

◎EM菌で環境浄化…開発者の比嘉教授講演
 有用微生物群「EM菌」の活用で環境問題に関心を深めようと「善循環の輪・道南の集いin函館」(NPO法人地球環境・共生ネットワーク主催)が7月6日、函館市民会館大会議室で開かれた。「EM菌」開発者の琉球大学名誉教授の比嘉照夫さんが講演。函館近郊でEM菌活用に取り組む団体などが事例発表し、意見を交わした。
 同NPOでは、EM菌を活用した河川浄化や生ごみのたい肥化などに取り組み、全国各地の環境問題に取り組む市民団体など770団体・約16万人と連携。浜渕隆男・同NPO運営委員長は「EM菌の活用で目の前の水がきれいになり、ふるさとの自然をきれいにしよう」と、団体の取り組みを紹介した。
 講演で、比嘉さんはEM菌活用による土地改良で、食の安全や農作物の機能性向上を図り、日本を農業輸出国とすることも可能であるとした。また「環境問題は省エネだけでは解決できない。EM菌を活用した汚染を出さない生活で、良いことが循環する」などと話した。
函館新聞より一部抜粋)
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