糖尿病患者と予備軍の合計は1870万人

◎2006年国民健康・栄養調査によると2002年比250万人増加成人5人に1人。
 糖尿病患者と予備軍は、2006年時点で約1870万人に上がり、2002年に比べ250万人(15.4%)も増えたと推計されることが2008.04.30日、厚生労働省の「2006年国民健康・栄養調査」で分かった。
 成人5.6人に1人となる計算で、年代別の人口に占める割合は、70歳以上が34.8%と最多。次いで60代の29.0%、50代の23.0%、40代13.6%、30代4.1%、20代1.1%だった。
 内訳は、糖尿病患者(血液中のヘモグロビン濃度6.1%以上)が約820万人、予備軍(同5.6%以上6.1%未満)が約150万人だった。2002年の時点で、患者と予備軍の推計人数は計約1620万人だった。
 増加について、同省は「高齢化に加え、運動不足や高カロリーの食事が広がっている」(生活習慣病対策室)とする。また、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の患者と予備軍は、計約1940万人で、男性の2人に1人、女性の5人に1人に上がることが分かった。
 調査は2006年11月、全国の約3600世帯を無作為に抽出。約4300人の血液検査結果や調査票への回答を基に、成人全体の推計値を算出した。
北海道新聞2008.05.01一部抜粋)
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