食料自給率 北海道195%

都道府県別食料自給率195% 9年連続首位
 農林水産省が2008.3.28まとめた2006年度の都道府県別の食料自給率(カロリーベース、全国39%)によると、北海道は195%で調査開始以来9年連続の首位となったが、3年ぶりに200%を割り込んだ。コメやビートの生産減が原因。
 自給率は全体の6割を占めるコメの生産動向が大きく影響する。北海道の2006年度の生産量は前年比三万八千トン減の六十四万四千トン。他の都道府県でも台風被害でコメが減収となった福岡県や佐賀県自給率が大きく下がった。
 北海道以外で100%を超えたのは秋田県(174%)や山形県(132%)など四県。十七府県で自給率が上昇、十五道県が低下、十五都府県が前年度と同じだった。
 北海道は十五年度までに自給率を242%とする目標を掲げるが、「新品種開発や栽培技術の向上などで生産力の向上を促し、自給率を上げたい(北海道農政課)としている」
(2008.03.29北海道新聞より一部抜粋)