にんにくレシピ 成分 効能

にんにくレシピと機能性成分効能について
にんにくの複数の有効成分で、抗がん期待度トップの食品。
●にんにくレシピ効く食べ方(1):毎日1片のにんにくががん、生活習慣病を防ぐ
強い匂いの正体はアリシンというイオウ化合物。殺菌・抗菌作用があり、胃潰瘍を起こしやすいピロリ菌やO-157菌に有効という報告があります。また、にんにくにはビタミンB1が豊富なうえにアリシンにはビタミンB1の吸収を促進する作用もあるので、豚肉、レバー、大豆・大豆製品といったB1を多く含む食品に合わせると疲労・夏バテ知らずです。アリシンが変化してできるジアリルスルフィドには抗酸化作用があり、がん予防に効果があります。1日1片を習慣に積極的にとりましょう。生でも加熱でもOKですが、アリシンは揮発性の成分なので、みじん切りか、丸のままつぶしたら手早く調理し、炒めるときは焦がさないように弱火で香りを出します。
●にんにくレシピ効く食べ方(2):にんにく漬けの熟成で抗がん成分ができる
にんにくは調理などによってアリキシンという自己防御物質を作り出しますが、この物質が安定するには数時間から数日かかるとされるので、にんにく漬けがおすすめ。にんにくを2〜3片に刻んで焼酎やワインなどに漬け、常備しておくとよいでしょう。発酵させるとS-アリルシステインができ、いずれも抗がん成分として注目されています。
●にんにくの機能性成分
○アリシン:殺菌・抗菌作用があり、胃潰瘍や食中毒を予防する。ビタミンB1no吸収を助け、疲労を回復させる。抗酸化作用があり、がんを予防する。
○アリキシン:アリシンからできる物質のひとつ。がん化の促進を抑える作用、神経細胞を活性化させる作用で注目されている。
○ジアリルジスルフィド:解毒酵素のはたらきを高める作用と活性酸素を除去する抗酸化作用で、がんの発症を防ぐ、注目のイオウ化合物。
○アホエン:イオウ化合物。抗がん作用に加え、血栓を予防・改善する作用も確認されている。
○S-アリルシステイン:無臭の成分で、にんにくを熟成することで生成される。動脈硬化・がん予防効果もある。
○スコルジニン:匂いの成分。新陳代謝を高め、血行をよくする。
○セレン:抗がん効果が期待されているミネラル。にんにくには土の中に含まれるセレンを吸収してためこむ性質がある。
●にんにくの効能
がん予防・動脈硬化高脂血症疲労回復・冷え性・風邪