函館港に5万粒の光

◎冬の人気イベント「2007はこだてクリスマスファンタジー」が一日、函館市西部地区の赤レンガ倉庫群前で始まった。大勢の来場者が見守る中、接岸した台船上のツリー(高さ約二十メートル)が点灯すると、異国情緒あふれる港町はまばゆい光に包まれた。

 今年で十回目。ツリーのモミの木は函館市姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から贈られた。

 来場客のカウントダウンで午後六時、ツリーに取り付けた約五万個の電球を点灯した。

 続いて花火が打ち上げられると、夜空を飾り、会場から大歓声が上がった。

 この日に合わせ青森県弘前市から家族三人で訪れた会社員田崎克弘さん(37)は「ツリーがきれいで、一時間前から会場で待ったかいがあった」と話した。二十五日まで。
北海道新聞一部抜粋)