函館クリスマスツリーが会場に到着

◎2007年クリスマスファンタジー・メーンツリーが会場に到着
 今年で10回目を迎える「2007函館クリスマスファンタジー」のメーンツリーが28日、主会場となる金森赤レンガ倉庫(函館市末広町)岸壁に到着した。通り掛かった観光客らがさっそく記念写真を撮るなど、12月1日の開幕を前に、会場はひと足早くお祭りムードに包まれた。道南スギを使ったツリー作りなどのほか、開催期間に合わせた遊覧ヘリコプターの運航といった初の取り組みも予定されている。
 同ファンタジーは函館の冬の目玉イベントを創出しようと1998年にスタート。姉妹都市のカナダ・ハリファックス市から毎年届けられる大小のもみの木が、クリスマスツリーとして会場を華やかに彩る。
 今年は16日に20メートルのメーンツリー1本と中型のインフォメーションツリー15本、小型のサブツリー30本が市内浅野町の作業場に到着。枝を切りそろえ、飾りつけ作業などを行ってきた。メーンツリーはこの日の午前中に作業場から船で海上をけん引され、約20分で現場に到着し、関係者らの手で係留された。
 神奈川県横須賀市から函館観光に訪れていた斎藤宣司さん、和子さん夫妻は、突然海に現れた巨大なツリーに驚き、「ツリーだけでも偶然見ることができたてよかった。次回はファンタジーの期間に合わせて函館を訪れたい」と話していた。
 実行委ではライトアップなどの調整を続け、30日に最終点灯リハーサルを行い、1日午後5時からのオープニングセレモニーに備える。
函館新聞より一部抜粋)