オクラ料理 栄養 成分

オクラの栄養成分と料理方法について
●オクラは国産ものを塩もみして使う。
オクラに限らず、野菜や果物は国産ものを選んだほうが、残留問題はまず安心といわれる。オクラは流水でよく洗い、塩をまぶしてもみ、再度水で流すと、うぶ毛といっしょに農薬も落とすことができる。
へたの切り口が新しく、濃い緑色のものがおいしい。保存はラップに包んで冷蔵庫の野菜室で。
●オクラの栄養成分
○カロテン/670μg(ビタミンA110μg)
オクラは粘膜を強化し、がんなどの病気に対する抵抗力を高める。また、抗酸化作用で生活習慣病の予防にはたらく。
ビタミンB1/0.09mg
オクラはエネルギーの産出を促進し、疲労回復にはたらく。
ビタミンB2/0.09mg
オクラはエネルギーの産出を促進する。過酸化脂質の害を防ぎ、生活習慣病に役立つ。
○食物繊維/5.0g
オクラは豆野菜並みの含有量。便をやわらかくする作用が強い。便通をよくして大腸がんを防ぐ。また、オクラはコレステロール値や血圧を下げる作用、食後の血糖値の急上昇を防ぐ作用が期待でき、高血圧や糖尿病の予防に有効。
★オクラのムチンを100%生かす料理方法は生のまま刻む。
①:ネバネバを生かすには生が最適。ノリやかつお節などをかけて。
②:水溶性の成分なのでスープやみそ汁など汁ごと食べる料理につかうのも効果的。したゆでせずにきった物を加え、ひと煮して食べる。