アスパラガス料理 栄養 成分

アスパラガスの栄養成分と料理方法について
●アスパラガスは寝かせると葉緑素が半減。立てて保存を!
アスパラガスは立てて保存した場合と横にした場合では、栄養価に違いが出る。グリーンアスパラガスの緑の色素であるクロロフィルの含有量をしらべた「農流技術会報」(太田保夫編)のデータによると、立てて保存した場合2日目はまだ100%で、横に下場合に89%、5日目では立てた場合84%、横で64%という結果であった。買った日に使い切るのが一番よいが、残った場合は立てて保存を。日をおくと苦味が強くなるので、できるだけさっとゆでてから冷蔵・冷凍保存します。
●アスパラガスの栄養成分
○カロテン/380μg(ビタミンA63μg):アスパラガスは粘膜を強め、がんを予防する。
ビタミンB1/0.14mg:アスパラガスは糖質の分解を助けてエネルギーをつくり、神経・筋肉の疲労を回復させる。
ビタミンB2/0.15mg:アスパラガスは脂質の代謝にはたらき、動脈硬化を予防する。
○ビタミンC/15mg:アスパラガスは血管皮膚などを丈夫にし、免疫力を高めて風邪やがんを予防する。
○ビタミンE/1.5mg:アスパラガスは血行をよくし、老化・生活習慣病を予防する。
★アスパラガスのルチンを100%生かす料理方法はビタミンCといっしょにとると効果がUP!
ビタミンCの多い赤ピーマンやブロッコリーなどを合わせてアスパラガスを炒めると良い。ただし、ルチンは水溶性なので、炒めた場合は汁気を水溶き片栗粉でからめるようにする。また、ゆでたアスパラガスをいちごやキウイなどとサラダにしてもよい。
ゆでる場合は:根元のほうから熱湯に手早く入れてゆで、ザルに上げて広げ、うちわなどであおいで、すぐに冷します。水にさらさないこと。