かぼちゃ栽培は一万年前から

◎ペルー遺跡にかぼちゃの種の化石発見。
南米ペルーのアンデス山脈西側の遺跡から、約一万年前のかぼちゃの種の化石や、約八千五百年前のピーナツ(落花生)の殻の化石、約六千年前の綿花のさやの化石が発見された。
 かぼちゃは南北米大陸、ピーナツは南米の原産で、いずれも人類が作物として栽培した最古の証拠とみられる。米バンダービルト大学などの研究チームが米科学誌サイエンスに発表した。
 これらの化石は住居の床の跡から見つかった。遺跡からは、かんがい用の水路や倉庫,農具のクワなども見つかっている。
(2007.06.29北海道新聞夕刊抜粋)