モロヘイヤ料理 栄養 成分

モロヘイヤの栄養成分と料理方法について
モロヘイヤはホウレンソウ同様アクの心配は無用です。
モロヘイヤは蓚酸(しゅうさん)が多いので、結石のある人、結石になりやすい人は下ゆでして炒めたり、スープに用いるようにする。
モロヘイヤはホウレンソ同様、1日に3Kg以上を1ヶ月毎日食べ続けた場合の事であり心配はないとされる。スープにする場合葉アクを除くようにすればよい。
※モロヘイヤは「王様の野菜」といわれるゆえん
古代エジプトで重病の王様がモロヘイヤのスープを飲んで回復したことから「王様だけのもの」という意味でつけられたという。
●モロヘイヤの栄養成分
○カロテン/10000μg(ビタミンA/1700μg):含有量は野菜中トップで、ホウレンソウの2倍強。ゆでたモロヘイヤ50gを食べればビタミンAの1日の所要量はクリアできる。目と粘膜や皮膚の健康を保ち、感染症やがんを防ぐ。
○ビタミンE/6.6mg:モロヘイヤは野菜のなかではダントツな含有量。抗酸化作用が強く、発がんを抑制し、老化・生活習慣病を防ぐ。
○ビタミンC/65mg:モロヘイヤはゆでると1/5以下になる。コラーゲンの合成にはたらき、肌にはりを持たせ、粘膜や骨を強くする。
○カルシウム/260mg:モロヘイヤのカルシウムはゆでても170mgとトップクラスの含有量。吸収率があがるのでビタミンDとともに食べたい。丈夫な骨の維持にはたらく。
カリウム/530mg:血圧の上昇を抑え、むくみを含む。
○ビタミンB群/ビタミンB10.18mg ビタミンB20.42 ビタミンB60.35mg:B1,B2、B6が豊富。エネルギーを産出し、疲労回復や美肌つくり、生活習慣病や発がんの予防にはたらく。
○ビタミンk/640μg:骨粗しょう症予防する。
★モロヘイヤのムチンを100%生かす料理方法は粘りが出ると効果がアップ。
ムチンは水溶性なので、あまり水にさらさないこと。ゆでて細かく刻み、さらにたたくようにすると粘りが出て薬効が増す。