函館で今夏初の夏日

◎函館で今夏初の夏日
 6月12日の函館市内は、高気圧に覆われた影響で、青空が広がる一日となった。気温も上昇し、午後2時4分に25・1度を観測し、ことし初めての夏日となった。西部地区の観光地では、日陰を選んだり、ソフトクリームを手にしたりしながら歩く観光客の姿が目立った。
 函館で夏日を観測するのは、この5年で最も早かった。20度を超したのは、過去10年間で最も遅かったため、一気に夏が到来した感じだ。
 気象庁は11日、太平洋の赤道域の海域で海面水温が下がるラニーニャ現象が発生していると発表。秋まで続く見通しで、北日本では平均気温がやや高めに推移する可能性がある。
 ラニーニャは、最近では、1998年夏から2000年春、05年秋から06年春に発生している。
函館新聞一部抜粋)