旧函館区公会堂で「ハイカラ衣裳」

◎「ハイカラ衣裳館」今期の営業開始
 函館市元町の国の重要文化財、旧函館区公会堂3月3日、レトロな衣装を着て館内見物を楽しむ「ハイカラ衣裳館」のことしの営業が始まった。訪れた市民や観光客は、モダンできらびやかな衣装が並ぶ中からお気に入りの一着を見つけ、記念写真などを楽しんだ。
 衣装は、女性用は新たに4着増やし56着、男性用6着、子供用8着の計70着。年内にもさらに増やす予定という。テレビの人気番組で紹介された影響などで利用者は増加していて、昨年は1万3491人が訪れた。通年営業を望む声もあり、営業期間は年々長くなっている。ことしは昨年より1週間早く始まり、12月25日まで行う。
 同市内の高校を卒業したばかりという女性(18)は、友人(17)と訪れ、ことし入ったばかりのドレスをまとった。「衣装は建物の雰囲気と合っている。少し重かったが、とても楽しい時間を過ごせた」と喜んでいた。
 料金は1着20分で1000円(入館料は別)。営業時間は、3月末までと12月からは午前9時から午後4時40分。4月から11月までは午前9時から午後5時まで。
函館新聞一部抜粋)