大根料理 栄養 成分

大根料理と栄養成分について
大根の漬物、切り干しにはビタミンB1が豊富
大根はぬかみそ漬けや切り干しにすると、ビタミンB1が生のときの16倍にもなる。ビタミンB1は脳や神経の機能を正常に保つためにエネルギーの産出にはたらき、不足するとイライラしたり、怒りっぽくなる。調理のときに失われやすく、その他甘い菓子やインスタント食品、酒、タバコを摂取してもビタミンB1は不足するので、ぬか漬けや切り干し大根を献立に加えたい。ビタミンB1と同時に食物繊維やカリウムも豊富に摂取でき、健康維持に効果的。
●大根の栄養成分
○ビタミンC(葉)/400mg(根)/230mg 悪玉コレスセロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化、高血圧を予防する。免疫力を高め、がんを予防する。大根おろしのビタミンCの残存率は5分後でも90%に、食べる直前におろしましょう。
○カルシウム(葉)/260mg モロヘイヤと同量で、野菜の中ではトップクラス。丈夫な骨をつくり、イライラを鎮める。
カリウム(葉)/400mg(根)/230mg 食塩による血圧の上昇を抑え、高血圧を予防する。
○カロテン(葉)/3900μg(ビタミンA/650μg) ビタミンAに変換され粘膜や免疫機能を強化し、がんに抵抗する力を高めてがんを抑制する。
○ビタミンE(葉)3.8mg 活性酸素の害からからだを守り、がん、生活習慣病、老化を防ぐ。ビタミンCといっしょに摂取すると抗酸化作用が高まる。
★大根の辛味成分を100%生かす料理方法は「大根は辛いほど効果がある。」
おろし器に大根の繊維を直角にあてておろし、すぐに汁ごと食べるとガン効果が高いとされる。また大根おろしは辛いほど効果があるといわれる。大根の栄養は皮から5〜10mmの間に多いのでできるだけ皮つきのままか、薄くかわをむいて使う。大根は先端部が辛い。大根のひげ根が曲線状の配列は辛いとのことです。