ノロウイルス

◎生カキなどの食材に注意
厚労省ホームページの「ノロウイルスQアンドA」によると、ノロウイルス食中毒の原因となる食材として、生カキなどの2枚貝や、これらを使用した食品を挙げる。食中毒を防ぐには
①子供や高齢者などの抵抗力の弱い人は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する。
②食品取扱者や調理器具などからの二次感染を予防することが重要と明記されている。
②については、食事の前やトイレの後には必ず手を洗う、下痢や嘔吐などの症状がある人は、食品を直接取り扱う作業をしないようにする。などと呼びかけている。
 塩素はノロウイルスの感染力を失わせるのに有効で、「ベッドや食卓、風呂など身の回りのすべてを塩素系消毒剤でふき回り、一人も感染者を出したことはない」(札幌市のデイサービス施設「花梨(かりん)の森」)という例もある。
 強烈なにおいのため使いにくいという声もあるが、道健康推進課は「消毒用アルコールがノロウイルスに効くと勘違いしている人もいるが、アルコール系消毒剤で、ウイルスを殺すことはできない」とし、塩素系消毒剤の使用を勧めている。
 また、品川教授は「ノロウイルスに感染・発症しただけで死に至る危険はない。嘔吐(おうと)物をのどに詰まらせたり、脱水症状に陥らないよう注意することが大切だ」と、感染後の適切な対応を求めている。
<消毒剤は塩素系、手袋とタオルは使い捨てを使用するのが効果的だ>
北海道食品衛生課によると、北海道内で今年発生したノロウイルスの感染例のうち、カキなど二枚貝が原因だったケースはなく「ノロウイルスは十分加熱すれば幹線は防げる」としている。
北海道新聞道新スポーツ抜粋)
では、真犯人はだれか・・・名探偵「コナン」の出番かナ?