厚沢部メークインで巨大コロッケ完成

◎厚沢部、世界一コロッケの記録更新に成功 
 【厚沢部】町内産メークインを使った“世界一”のコロッケ作りに挑戦する「あっさぶふるさと夏まつり―世界一メークインコロッケ&クワガタの祭典」(実行委主催)は29日、町役場で開かれ、新記録となる直径2・1メートルの巨大コロッケが完成した。
 コロッケ作りに挑んだのは、厚沢部町商工会青年部(福島伸之部長)のメンバー。同青年部は2004年に1・5メートル、昨年は2メートルのコロッケ作りに成功。サラダ油の全国CMにも採用され、町のPRにも一役買った。ことしは記録を塗り替える2・1メートルに挑戦した。
 町女性交流協議会・さぎり会(滝野沢信子会長)の会員20人も駆け付け、午前7時から調理を開始。午後1時からは、観客が見守る中、コロッケの両面に卵やパン粉をまぶすため、クレーンで宙づりにして一回転する大技を披露した。
 形が整ったコロッケは、再びクレーンでつり上げられて巨大な鉄鍋に。8分ほどでキツネ色のコロッケが姿を見せると、観客からは惜しみない拍手が送られた。
 こんがり揚がったコロッケは、重さ約330キロで1300人分。切り分けて観客に振る舞われ、30分ほどで品切れになるほどの人気だった。
函館新聞抜粋)