北海道渡島・檜山支庁の農作物生育状況

■北海道の渡島支庁桧山支庁の農作物生育状況、水稲6―8日の遅れ
 渡島、桧山両支庁は21日、農作物の生育状況(7月15日現在)をまとめた。7月上旬は渡島、桧山とも気温はほぼ平年並みだったが、日照時間が大幅に平年を下回ったところが多く、生育の遅れを取り戻すまでには至っていない。
 水稲は、渡島が平年に比べ6日、桧山は8日程度の遅れ。渡島は茎数が501・8本と平年の69%、桧山は539・6本と平年の75%と依然少ない状態。渡島支庁は「7月後半に日照時間が確保できれば遅れは取り戻せる」と話している。
 じゃがいもは渡島で例年に比べ3日、桧山は6―8日の遅れ。てん菜は渡島で根の肥大状況が平年並みに戻り1日の遅れだが、桧山は4日の遅れ。サイレージ用トウモロコシは渡島で8日、桧山で7日の遅れ。
 渡島のリンゴ(つがる)は日照不足により肥大が進まず、3日の遅れ。牧草(オーチャードグラス)は7日の遅れ。桧山では大豆、小豆がそれぞれ1週間近くの大幅な遅れとなっている。
函館新聞抜粋)