函館港花火大会

夏の夜空彩る光の大輪…函館港花火大会 
 函館新聞社主催の「創設第10回記念函館港花火大会」が7月16日(日)午後7時20分から、函館市の函館港豊川ふ頭周辺をメーン会場に開かれた。同港から約5000発の花火がさまざまな形に姿を変え、夏の夜空を彩り、訪れた約7万人(主催者発表)の観客を魅了した。
 「海の日」制定を記念して、同社が創刊した1997年から毎年開催。ことしで10年目を迎えた。2部構成で「星空の映画館」をコンセプトに、会場となる港内一帯に響き渡るサウンドシステムを導入。夜空を映画のスクリーンに見立て、音楽と光が楽しめることで定着している。
 創設第10回を記念し「祝砲・宮殿の宴(うたげ)」と題し、10号の大玉10連発で幕開けを飾った。5000発の花火は多種多様。「はなびコレクションVol.1」では、ウサギや馬、白鳥とかわいらしい形の花火が夜空に広がり、子どもたちも大喜び。このほか、洋上のスターマイン、「菊」の色が変化する「八重芯変化菊」などさまざまな花火を楽しんだ。
 大会の様子は「FMいるか」が完全生中継。花火に合わせたリクエスト曲に応えた。また開催前には、青函連絡船記念館「摩周丸」前の特設会場で、地元アマチュアバンドなどによるライブ「函館シーポートブルースライブ2006」が開かれ、打ち上げ前から盛り上がりを見せていた。
函館新聞抜粋)