じゃがいも輸入

カルビー・米産イモ来月輸入加工用6月までに3000トン
 ポテトチップ製造最大手のカルビー(東京)は21日、米国産生鮮じゃがいもの輸入を3月上旬から始める計画を明らかにした。ポテトチップ加工用で、今年は農水省が指定している輸入期間の6月末までに3000トンを輸入する。
受け入れ先は同社広島西工場(広島県廿日市市)。計画では、3月上旬に輸入するアイダホ州産じゃがいも約400トンでテスト生産した上で5月以降、本格輸入する。来年以降の輸入量は工場の処理能力から、最大で年間7500トンと見込んでいる。
 同社の国産生鮮じゃがいもの使用量は年間20万トン。不作の場合、翌年2月から6月にかけての端境期に原料が十分調達できず、一部商品が製造停止に追い込まれるなどの影響が出ていた。
 米国産の利用は輸送費などを含めると国産より1割ほどコスト高になるという。輸入には国内の生産者などから反発もあるが、同社は「輸入品使用は端境期のやむを得ぬ措置。国産の使用量を減らすことはない」としている。
日本は植物防疫法で、シストセンチュウなどの病害虫が発生している国からの生鮮じゃがいも輸入を禁じている。農水省
1:シストセンチュウが発生していない州産に限る。
2:ポテトチップ用限定で輸入期間は国産品の端境期の2月から6月
3:土を完全除去ーなどを条件に2月1日付けで米国産の輸入を解禁した。
(2006.2.22北海道新聞より抜粋)
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