生活習慣病肥満

肥満防止・やっぱり「ゆっくり、腹八分」早食い・満腹リスク3倍
男女約11,195人の食生活を調べた結果、早食いや満腹になるまで食事をする人ほど肥満ら高血圧などになりやすく、特に肥満のリスクは3倍以上になることが虎の門病院健康管理センターの調査で分かった。
冠動脈疾患危険因子とされる肥満や高血圧、高コレステロールなど六項目に、高尿酸、脂肪肝を合わせた計八項目を分析した。
満腹食いや早食いが肥満リスクを強く増大させる傾向にある。
同センターによると「食事をゆっくり楽しんだり、腹八分目でおさめるなどすれば、多くの生活習慣病のリスクが半減できる可能性が示された。ただ、早食いから肥満にいたる仕組みは完全には解消されておらず、今後の課題だ」としている。