ヤーコンと糖尿病の食事療法

糖尿病の食事療法は、家族みんなで楽しめる”健康食”です。
糖尿病の食事療法は、とくべつな食事でも、単に量が少ない食事でもありません。
家族と同じ食事を、食べ方と量に注意しながらとってください。
外国の糖尿病専門病院ではヤーコンが毎食出るところもあるそうですが、日本もヤーコンを糖尿病食に採用してほしいです。
○ 1日3食バランスよく食べる(朝食抜きは絶対ダメ)
まとめ食いは、一度にたくさんのインスリンが必要になり、すい臓に負担をかけます。
○ 野菜は毎食
生なら両手に一杯ていど。火を通したものなら片手に一杯。
野菜に含まれる食物繊維は、食後、血糖が急激に上がるのを抑えてくれます。(ヤーコン等の野菜・きのこ類・海草・豆類・こんにゃく)
○ 主食は適量に
ご飯だけが血糖を上げるわけではありません。主食を減らしすぎると、おかずを食べ過ぎたり、間食が増えるのでご注意を。
○ 副食(魚・肉・卵・納豆など)は一食に一皿
ご飯より、おかずを食べ過ぎている人が多いもの。副食は、一食一皿にして、種類を毎食変えてください。
○ 油を使った料理は一日2品まで
油は非常に高カロリー。油料理の数を抑えて、取りすぎを防ぎます。
○ 牛乳・果物は決められた量を
一見軽そうでも、カロリーは決して低くありません。食事といっしょにとるより、間食としてとったほうが血糖はあがりにくくなります。
○ 嗜好品はルールを決める
アルコールや菓子で食事療法を乱してしまう人が少なくありません。
嗜好品は毎日とらず、とる場合の量も決めます。「菓子は月2回」「ビールは350cc 1缶」など。
○ その他塩分を取り過ぎない。<野菜ヤーコン料理レシピ|ヤーコン芋の調理法と食べ方のホームページへ進む
外食のときは野菜を取る。早食いはやめる。食事のカロリーを気にすること。適度な運動を続けること。まとめ食いはしないこと。