お酒についてのウソ?ホント!

Q:チャンポンすると二日酔いになる?
A:基本的にチャンポンしただけでは二日酔いになりません。
チャンポンするとつい自分の適量を忘れ、飲みすぎてしまうため、結果的に二日酔いになることもあります。
Q:お酒を飲むと疲れがとれる?
A:疲れはお酒を飲んだからといってもとれません。
お酒の効用としては精神的疲労をとるために用いるのが一番で、肉体的疲労をとるにはやはり睡眠が一番です。
Q:毎日少量飲むより、たまに大酒を飲む方が肝臓に悪い?
A:たまに大酒を飲むより、毎日少量飲む方が肝臓に悪い。
適量内であっても毎日というのでは肝臓が休む暇がありませんのでたまには休ませないと、そのうち疲れがでてきます。
なるべく毎日の晩酌はさけ、肝臓に休養の時間を与えるようにしましょう。
Q:女性は男性より体質的に酒に弱い?
A:基本的に男女差は関係なく、先天的にきまっているものです。
それはアセトアルデヒドを分解する酵素が二つなのか一つなのかの違いとなります。
したがって女性でもこの酵素が二つあれば生まれつきお酒に強く、一つなら弱いということとなります。
Q:お酒を飲む前に牛乳を飲んでおくと酔いにくい。
A:牛乳やチーズなどの乳製品は酔いにくい食品です。
空腹でお酒をのむと酔い方がはやくなり、ときには冷や汗が出て気分が悪くなります。
ところが牛乳や乳製品などを腹に入れてからお酒を飲むと、飲んだものが胃からすぐ腸へ流れれば、吸収が早いのでそれだけ早く酔ってしまい、ものを食べると胃の中で消化液がゆっくり混じり合い、徐々に腸へ流れていくので、吸収が遅れ、早く酔わない事になります。
特にタンパク質や糖、脂肪分といった物質が多く含まれている、牛乳やチーズなどの乳製品が効果的です。
空腹時のお酒の飲み過ぎには十分注意しましょう。
函館新聞抜粋)