ヤーコン茶の作り方と飲み方

ヤーコン茶の作り方は色々ありますが、基本的には自分でヤーコンを栽培されますと、１００％良質な無農薬で無化学肥料のいわゆる有機栽培のヤーコン茶を作ることができます。
【ヤーコン葉の採取方法について】
　ヤーコン葉の採取方法は、地域や気候によって異なりますが、北海道函館の場合霜が降りる5日前
１０月１５日頃、ヤーコン葉の枯れていない葉のみを採取します。
函館市の１０月１５日は過去１０年間の平均最低温度は約６℃ですが、３℃になりますとヤーコンの葉に霜が付着しますので要注意です。
　一度でも霜にあいますと黒く変色し作製不能となりますので、週間予報には充分注意を払い、余裕をもって６℃くらいになったら採取しましょう。
　採取しましたらドライフラワーのように吊るしたり、葉だけの場合は重ならないよう並べ乾燥させます。
乾燥終了後（約１ヵ月）、ヤーコン葉を手でしごきますと、簡単にバラバラになります。特に異常乾燥注意報が出そうな天候なら、１０時頃から１４時頃まで昼飯抜きで勝負をして下さい。（雨天中止）
その後葉脈を取り除き１００ｇ入れのジッパーに小分けして入れ、冷蔵庫に保管します。
冷蔵庫に保管する目的は、万一の防虫策と直射日光・高温多湿を防止できす。
茎も葉と同様の成分ですが、茎は硬く処理方法が面倒なので茎は使用しません。
原産地のアンデス地方では、葉の部分はお茶として、また、葉が若くて柔らかい時期にはそのまま食べるか、あるいはテンプラなどに調理して食用としているそうです。
テンプラにしますとボソボソ感がなく、苦味もほんのりあり美味しくいただけます。