北海道農家5年前と比べ経営悪化52%

アンケートによると過去5年間の経営状況は全体で「悪化した」以外は、「経営が良くなった」が12%、「変わらない」が34%だった。
このうち、稲作は「悪化」が75%と大半を占めたが、酪農は「良くなった」が25%と、「悪化」の22%を上回った。
後継者の確保のについての質問では、全体で「後継者がいる」と回答した農家はわずか22%。
稲作では「いない」が50%で「いる」が17%。
酪農は「いる」が32%で「いない」の30%を上回った。
規模別では、農業形態によらず営農面積が大きくなるほど「良くなった」と回答。
将来の営農面積については「現状維持」が49%の一方「拡大」は25%だった。
複数の農家が農業生産法人を設立して、規模拡大を図り経営効率を高める意向もあることがわかったとしている。