格安航空会社(LCC)が函館に

バニラ・エア来年函館就航 成田、関西線に1日1往復
【函館】格安航空会社(LCC)バニラ・エア(千葉県成田市、五島勝也社長)は22日、2017年2月19日に函館―成田線、3月18日に函館―関西線にそれぞれ新規就航する計画を正式発表した。国内LCCが新千歳以外の道内空港に就航するのは初めて。
 いずれもエアバスA320―200型(180席)が1日1往復運航する。函館―関西線は季節運航で、3月26日以降の運航は調整中。最安値は函館―成田線が片道4990円、函館―関西線が片道5890円。函館は北海道新幹線開業で国内外の観光客が増えており、バニラは首都圏や関西圏に加え、国際線からの乗り継ぎ需要も見込む。
11月22日、函館市役所で記者会見した五島社長は、函館について「観光要素が豊富」と評価。「函館の魅力を世界に発信し、国内外から多くのお客さまを運びたい」との意気込みを示した。
(2016.11.26北海道新聞夕刊より一部抜粋)