モスクワ風ボルシチ

■モスクワ風ボルシチ(ボールシィ マスコーフスキイ)
 モスクワっ子のお気に入りは、ソーセージやフランクフルトなどの加工肉と常備菜の漬物を使って手早くできるボルシチです。忙しく働く都会派にぴったり! このほかにチーズ、スモークサーモン、サラダ、黒パンにワインがあればいつでもパーティが開けます。
ボルシチの材料(4人分)】
ソーセージ(生):3本 フランクフルト(生):2本 ソフトサラミ:50g サロ※(またはパンチェッタ):50g タマネギ:1/2 トマト:1個 赤ビーツ:小1個(150g) キャベツの発酵漬け※:1カップ ハーブのみじん切り(ディル、イタリアンパセリ、万能ねぎなど):大さじ3 塩:小さじ1/2 コショウ:少々 バター:大さじ1 サワークリーム:適量
ボルシチの作り方】
A:ソーセージとフランクフルトは2センチ幅の輪切り、サラミとサロは細切りにします。タマネギは薄切り、トマトはさいの目切り、赤ビーツは皮をむいてスライサーでせん切りにします。
B:鍋に水7カップ、ソーセージ、フランクフルト、サラミを入れて中火で約20分煮ます。
C:フライパンにバターを熱してサロとタマネギをしんなりするまで中火で炒め、トマト、赤ビーツを加えて、トマトが煮くずれするまで炒めます。
D:CをBに加え、キャベツの発酵漬け、ハーブを加えて約5分煮て、塩、コショウで味を調えます。食べるときに好みでサワークリームをかけます。
※【ウクライナの名物サロの作り方】
ボルシチに使う以外にも、スライスして黒パンにのせて生食します。あれば豚の背脂を使いますが、手に入れやすいバラ肉でもOK。豚バラかたまり肉500gに、塩大さじ1、砂糖大さじ1/2、コショウ小さじ1/4を混ぜたものをすり込み。ポリ袋に入れて冷蔵庫で2〜3日おきます。約1週間保存可能。
※【キャベツの発酵漬けの作り方】
漬け汁(熱湯:5カップ、塩:おおさじ3、砂糖:大さじ1、酢:大さじ1)は火にかけて冷まします。キャベツ:1/2個、人参1/2本はせん切りにして混ぜ合わせ、熱湯消毒した保存瓶に入れビンに入れ、冷ました漬け汁を注ぎます。軽くフタをして室温で2〜3日おいて発酵させます。その後密閉し、冷蔵庫で1〜2か月保存が可能です。
(ロシアのスープСУпЫ WAVE出版より引用)
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