ニンジンの選別大忙し

七飯】道内有数のニンジン産地の七飯町で、収穫された早生種の選別作業がたけなわだ。
 大中山地区にある新函館農協七飯基幹支店の共選場では、農家から運び入れたニンジンの土を大型の洗浄機で落とした後、約40人のパートが大きさ別に選別したり、傷物を除く作業に追われている。
 共選場では1日あたり80〜90トンを処理し、道内外に出荷する。同町からは本年度、6600トンを出荷する計画で、同支店によると好天続きで例年より大ぶりのものが多いという。
 6月までは早生種の「べーター312」を中心に収穫し、7月以降は「紅姿」に切り替わり、作業は同月下旬まで続く。ニンジン収穫後の畑にはネギが植えられる。
(2015.07.02北海道新聞より抜粋)