素数って何ですか?

■算数のはなし
先生:28うをかけ算の形にしてみよう。
生徒:28=4×7です。
先生:もっと小さい数のかけ算にできる?
生徒:えっと・・・28=2×2×7です。
先生:できるだけ小さな数のかけ算で表したとき、その数は素数の集まりです。
生徒:素数って何ですか?
先生:例えば2や7が素数です。2や7をかけ算で表すと、どんな特徴がありますか。
生徒:2=1×2、7=1×7。どちらも1とその数のかけ算しかできません。
先生:その通り。素数は1×○の形にしかできない数です。約数が2つだけの数とも言えます。小さい方から2,3、5,7、11、13・・・と続きます。数を素数のかけ算に分解すると、いろいろな特徴が見えてきます。
生徒:へえ。ところで、素数は全部で何個あるんですか?
先生:無限にあります。ちなみに30より小さな素数は10個あるよ。調べてごらん。
(答えは2、3、5、7、11、13、17、19、23、29)
(2015.03.28北海道新聞より抜粋)