ソラニンによる食中毒と断定

【千歳】千歳市の小学校(357人)の1,2年生計25人が12月19日、腹痛などの症状を訴えて市内の病院に搬送された問題で、市教委は12月25日、千歳保健所の調べで原因はジャガイモに含まれる有機成分「ソラニン」による食中毒だったと発表した。
 同校では19日の授業中、1、2年生と保護者が学校敷地内で収穫してゆでたジャガイモを食べた。同保健所によると、ジャガイモの残りから100gあたり20〜47mgのソラニンが検出された。ソラニンは芽や緑化した皮周辺に多く含まれ、大人の場合50mg以上摂取すると腹痛などが起きる可能性があるという。
 一方、市教委のその後の調べで同様の症状を訴えたのは搬送された25人を含む、児童、保護者合わせて計90人。いずれもおおむね回復しているという。
(2014.12.25北海道新聞より一部抜粋)
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