道内観光客最多5310万人

道内の観光客は最多の5310万人
 道は8月28日、2013年度の道内観光客数を発表した。前年度比4・2%増の5310万人となり、記録の残る1997年度以降では、99年度の5149万人を上回る過去最高を記録した。外国人客が同45・9%増の115万人と大幅に増えたことが大きな要因で、円安などが影響したとみられる。
 内訳は、外国人のほか、道内客が4629万人(前年度比3・4%増)、外国人以外の道外客が565万人(同3・9%増)。
 外国人客を国・地域別に見ると、台湾が41万5600人と最多。中国の15万8300人、韓国の14万1600人と続いた。増加幅が最も大きかったのはタイで、前年度より2・7倍の9万8800人に伸びた。
増加の要因として道は、円安に加え、東南アジア諸国の訪日査証(ビザ)の発給要件緩和などが影響したとみている。
(2014.08.29北海道新聞より抜粋)