津軽海峡の最大流速は1・52メートル

■潮流発電函館市の冬季調査 新年度に発電機試作
 函館市は、昨年12月から今年1月にかけて津軽海峡で実施した本年度最後で3回目の潮流発電の調査結果をまとめた。
 最大流速は毎秒1・52メートルで、市の調査に、昨年春道が実施した調査を加えた計4回の調査結果の最大流速の平均が、国が実現性が高いとする同1・5メートルを突破。
 市は潮流発電がの可能性が高いとして、新年度はモデルの発電機試作など基礎研究を進める考えだ。
 市は新年度予算案に300万円を計上し、函館高専と連携して簡易発電機の試作や発電コスト算出などの基礎研究、機械メーカーの誘致活動などに取り組む。
 市企画部は「潮流発電の実現性に向け、実用機の製作に関心をもってもらえる機械メーカーを捜したい」としている。
(2014.2.18北海道新聞より抜粋)