津軽海峡で潮流発電 新年度調査へ

津軽海峡で潮流発電 函館市、新年度調査へ
 【函館】函館市の工藤寿樹市長は3月5日の定例市議会で、潮の流れが速い津軽海峡で潮流発電を行うため、同市戸井地区の汐首(しおくび)岬沖で新年度、海水の流速調査を行うと表明した。対岸の大間原発青森県大間町)の建設凍結を求める立場から原発に依存しないエネルギーを探る。
 潮流発電は、海中に設置した水車を潮の流れで回して発電するシステム。
 市によると潮流発電は国内ではまだ実験段階で、道内では北見工大がサロマ湖で実験を検討している。
(2013.03.06北海道新聞