超電導直流送電を実験

超電導直流送電を実験 石狩市、中部大など夏から 大きな節電効果期待
石狩湾新港
 送電ロスが少なく次世代の送電網として期待される「超電導直流送電」の実用化を目指し、石狩市は今夏、実証実験を石狩湾新港地域で始める。
中部大(愛知県春日井市)などが協力し、太陽光発電による電気を超電導にしたケーブルに流す世界初の本格的な試みだ。
電気抵抗ゼロの超電導送電は、電力を大量に使う企業にとって大きな節電効果を望める。
将来的には石狩湾新港地域で開発が進む太陽光や風力による電力を超電導で各企業に供給し、再生可能エネルギーの一大利用基地とする計画だ。
(2013.01.01北海道新聞