市民団体が脱原発へ新組織

■道内の30市民団体が脱原発へ新組織
 脱原発を目指す道内約30の市民団体が1月22日、脱原発や定期検査中の北電泊原発(後志管内泊村)1、2号機の再稼動中止を掲げる新たな連絡組織、「STOP!原発・北海道」を結成した。
 札幌市内で同日開いた初の交流会で、参加した30団体が設立に合意した。「Shut(シャット)泊」(札幌)や{脱原発ネット釧路」などで構成、今後は各団体が情報を交換して活動の幅を広げていくほか、各地の道議や市町村議、国会議員に脱原発の取り組みへの賛同などを働きかける。
1月23日には、新組織の中の一部団体が北電と道を訪れ、福島第一原発の事故原因が究明されるまで、泊1、2号機を再稼動させないことなどを求める要請書を提出する。
(2012.01.23北海道新聞