茨城の生茶葉が基準値超え

■茨城の生茶葉が基準値超え 2町に出荷自粛要請
 茨城県は5月16日、県内の2町で採取した生茶葉から、1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県は2町に今年産の茶の出荷自粛と自主回収を求めた。
 県によると、14日に大子町、15日に境町で採取した生茶葉から、それぞれ570ベクレルと894ベクレルのセシウムを検出した。放射性ヨウ素は検出されていないとしている。 県は生茶葉の放射性物質の検査を続ける方針。
(2011.05.16北海道新聞より)
■福島で基準上回るアユ 淡水魚で初
 福島県は5月13日、同県で採取したアユとワカサギ、シラスから食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。魚類で基準値を超えたのはコウナゴに続き、淡水魚では初めて。
 福島県によると、いわき市のアユから720ベクレル、北塩原村のワカサギから870ベクレルのセシウムを検出。いわき市沖のシラスからも850ベクレルのセシウムが出た。
(2011.05.14北海道新聞より)