福島の山菜から放射性物質

■福島の山菜から放射性物質 コゴミとタケノコ
 福島県は5月1日、福島市で採取したコゴミ(クサソテツ)と同県いわき市で採取したタケノコから、いずれも暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
 県によると、県内に自生する山菜類で基準値以上の放射性物質が検出されたのは初めて。コゴミは1・54倍、タケノコは1・3倍だった。
 県は、地元の市場や直販所などを通じて、農家に対し、当面山菜の採取を自粛するよう要請。一般の人にも採取をしないよう求める。タケノコは県内の各地で自生しているため、ほかの地域でも検査する方針。
(2011.05.02)