7割が函館に行きたい!

足を伸ばして函館に行きたい」。
 12月4日の東北新幹線青森開業前を前に、首都圏の新幹線駅の利用者100人を取材した結果、約7割の人が函館旅行を希望した。
 取材は2,3の両日、大宮、上野、東京の各新幹線駅周辺で実施。駅利用者の声を集めた。
 「新青森駅の開業後、青森と函館のどちらに行きたいですか?」との質問には72人が「函館」と回答。「観光名所が多そう」との理由が多く、観光都市としての函館の人気が表れた。
 羽田空港を利用しづらい大宮駅周辺では「函館までつながったら、新幹線に乗る」との声も。また、「札幌まで伸びないと意味がない」と厳しい。
 では札幌まで延伸した場合は、空と陸のどちらを選ぶのか。
 延伸後、「新幹線を使う」と答えたのは54人で「飛行機」の44人を上回った。主な理由は「安全」「快適」「途中下車の楽しみ」。但し「料金が飛行機より安くないと」と条件を付けた。残る2人は寝台列車の存続を望んだ。
(2010.11.11北海道新聞より抜粋)